私たちの想い

社是 家具も家族の一員です

経営理念

全従業員と共に、すべての出逢いに感謝し
愛する地域のより明るい未来のため
いわての“今”に応え続けます

経営方針
  • 一、

    私たちは触れ合いを通し
    思い出に残る感動を与え、
    夢のある「生活空間」の提案をします。

  • 一、

    私たちは地域生活のより良い向上と
    従業員の豊かな生活を求め
    地域の声を反映させます。

  • 一、

    私たちは地域が何を感じ、
    何を求めているかをいち早く察し、
    行動を興すことによって「絆」を生み
    いわての“今”に応えます。

わたし達、
うちむら家具のコンセプト

家族を愛するすべての人に
思いやりのある対話と
記憶に残る心遣いで
暮らしの豊かさを紡ぎ
家族と共に歩む幸せを
お届けします。

思い出のプレハブ小屋

うちむら家具の創業は1983年、私が4歳のときのことでした。
もともと父は商売をしたいという思いがあり、家具メーカーで数年勤めた後、30代前半で独立したのが始まりです。

創業は自宅前に約100坪のプレハブ小屋を建て、催事は自宅前にテントを張って家具を売っていた記憶が微かに残っています。当時、店の周りはリンゴ畑や野原が広がり小川が流れ自然に囲まれた環境でした。私はそんな環境の中で育ち、よくプレハブ小屋の店の中でかくれんぼをして遊びました。タンスの中に隠れたりも・・・。その後、町内の体育館を借りて展示販売をしたりして徐々に規模を拡大し、1986年に盛岡本店を新設開店しました。これが現在の盛岡本店の原点です。1990年には盛岡本店の店舗を増床し、続いて1997年に北上店、2005年にアウトレット倉庫店をオープンしました。2006年には宮古市の家具店より家具小売事業を譲受し、4店舗体制となりましたが、2011年の東日本大震災で被災しました。その後、宮古駅前にテナントを借りて営業を続けていましたが、2015年の4月に大槌町に移転、さんりくマスト店として新たにオープンし、いまに至っています。

イス一脚で、そこから広がる世界が変わった

うちむら家具ロゴ

当社の社是「家具も家族の一員です」は、
会社を創業してから10年目に父が掲げ始めたものです。

日頃からこの言葉を耳にしていましたが、
当初は「ふーん」と聞き流すだけだったんですよ(笑)。

父がまだ小さかったときのある体験がいまでも忘れられない思い出として残っているそうです。それは、物置きとして使っていた自宅の小屋が空っぽになった時の事。何にもない小屋の中はとても寂しいものだったと言っていました。そんなとき、何気なく1脚のイスを運んでみたところ、何もなかった空間がまったく別物に見え、大袈裟に聞こえるかもしれませんが、まるでイスが家族のように思えたと話していました。

その思いが後に、家具というのは長い間、家族と同じ時間を過ごすことで家族の思い出が刻まれたり、また思い出が蘇ってきたりする大切な存在だ。家具も家族の一員として大切に永く暮らしていこう。と。

この想いは、常に私たちの根底に流れています。

大きな転機となった、2011年

2012年4月、私は社長に就任しました。
その前年、岩手県をはじめ、東北地方は東日本大震災で大きな被害を受けました。北上店の天井や壁は崩れ落ち、盛岡店でも被害を受けました。中でも、三陸地方にあった宮古店は3メートル超もの津波が襲い、半年間は電気も付かない状態だったんです。路面店で構えていたので、1階部分は浸水し、すべての商品がダメになってしまいました。しかし幸いなことに、社員は全員無事でした。その知らせを聞いたときは心から安堵し涙しました。

当初、社長就任は2011年の予定だったんです。しかし、東日本大震災が起きました。いままでに体験したことのなかった出来事だったので、私も相当動揺していました。そんなとき、「いま、目の前に困っている人がいるだろう。その人たちの要望を叶えなければならないだろう」と、父から叱咤激励を受けたんです。このひと言を聞いてハッとしました。当時の私は、社員や社員の家族、会社の未来のことで頭がいっぱいになってしまって、いま目の前にいるお客様の声に耳を傾けていなかったことに気付かされたんです。

震災が起こって3週間後の4月1日には、宮古店の最寄り駅前の商業施設内に仮設店舗をオープンしました。父のスピードある大きな決断を見て、商売の在り方、地域密着の意味を考えさせられました。思い返せば、2011年は社長就任までの、最後の猶予期間だったと思います。この1年間は、社員や社員の家族の人生を担える人になるために、毎日がむしゃらに走り続けていた気がします。

お客様の声を聞く「いわての”今”に応える」

この取組みを始めたのは2012年、私の社長就任と同時に始めました。
その背景には、2011年の東日本大震災での出来事がありました。父の叱咤激励もあり、地域のお客様がいま求めているものを揃えることが商売の原点だと気付いたのです。

震災直後お客様が求められているものは家具ではなく、洋服でした。がれきを運び出し、泥を洗い流した宮古店へ何トンも洋服をトラックに積み込んで運びました。できることはなんでもやろう、お客様が求めていることはできる限りやろうと社内で話し合い、月の半分以上は宮古店に通っていましたね。

そこで、お客様が直接店にご要望を投げかける機会をつくろうと思い接客時にお客様にご要望の商品をお聞きする事にしました。その他にもスタッフや店舗についてのことなど、本当にさまざまなご意見もお聞きする事が出来ました。いまでは、具体的な商品や接客の改善活動の基盤として機能しています。

「褒める・認める・任せる」

ベテラン社員も若手社員も共に尊重できる関係性を築くことと、そのような場面をつくることが私の役割だと思います。

社内に「褒める・認める・任せる」の文化を定着させることです。社員が気持ち良く働ける環境こそが、互いに尊重し学び合える関係の基盤となると思います。社員が笑顔で楽しく働いていれば、それは職場の雰囲気を良くし、店の活性化につながります。人が前向きになると店が活性化し、地域も元気になります。

「FARI 100」

2019年10月にうちむら家具は店名が変わりました。

今までは、
【社名】株式会社うちむら家具
【店名】盛岡店 北上店 マスト店 アウトレット倉庫でしたが

現在は、
【社名】株式会社うちむら家具
【店名】FARI100 MORIOKA
    FARI100 KITAKAMI
    FARI100 SANRIKUMAST
    アウトレット倉庫となりました。

FARI 100とはイタリア語で「家族」という意味のFamiglia(ファミリア)+イタリア語で「集う」という意味のRiunire(リウニーレ)+ 100(100年の意味)→ 100年集える家族 FARI 100(ファーリーワン)という店名の3店舗とアウトレット倉庫1店舗の形態に生まれ変わりました。

FARI 100のコンセプト「100年集える家族」は、
・お客様に生涯通っていただけるお店「人生100年時代」
・家族で来ていただけるお店「3世代」
・そのためにも100年企業を目指します「なくてはならないお店」
の想いが込められております。

またFARI 100は有機質な店づくりをテーマにしています。有機質とは五感で楽しめる空間です。

日常を少し離れ、ちょっとスローな時間を過ごして頂きたいです。

当社スタッフの手で店づくりを進めているので時間は掛かりますが、その分ぬくもりがあるお店です。自ら造るので面白いアイディアが出たり、修復も自分たちで出来、手をかけるたびに愛着も増すので、なによりも思いが入り、今まで以上に大切な場所となりました。
自分達が手掛けたお店に誇りを持って、日々お客様をお迎えしています。

若い世代のお客様が多くなり休日になると子供たちの走る音や元気な声が店内から多く聞こえてきます。FARI 100の思い描く未来に少しずつ近づいていけている、これからもゆっくりではありますが、みなさんと一緒に歩き続けていきます。

株式会社うちむら家具 代表取締役 内村健太朗